第43回岡山県老人福祉施設職員研究発表会に、特別養護老人ホーム四季の里とケアハウス四季が丘が出場しました。
特別養護老人ホーム四季の里は「あなたの声を聴かせて下さい」をテーマに、利用者様の笑顔を引き出すための小規模な会議「つぶやき会議」を開催することにより、多くの職員が自然に「利用者様の声が聴きたい」と口にするよになり、施設全体に笑顔で明るい空間が広がって来ました。また「つぶやき会議」のような小規模な話し合いの場を必要な時に設けることにより、無駄な会議の時間が節約出来た事を発表しました。
ケアハウス四季が丘は「入居者様の自宅での生活復帰」をテーマに、自宅での生活を想定した下肢筋力の強化を他職種と協力して実施しました。失敗もありましたが、本人様の希望に添えるよう協議を重ね、第一の目標である自分の足で歩いて部屋のカーテンを開け一日のスタートを切るところに到達しました。まだ自宅での生活復帰には至っておりませんが、自宅復帰に向けての一時帰宅支援などの取り組みを続けていくことを発表しました。
発表後に助言者の岡山県立大学谷本敏代教授より、取り組み内容について高い評価と「将来は、この施設でお世話になりたい」とのお言葉を頂きました。