施設の沿革

昭和34年(1959年)4月6日、生活保護法による養老院として木之子町余田に開設されました。昭和38年(1963年)8月、老人福祉法の施行に伴い、現在の養護老人ホームとなりました。
平成19年(2007年)3月に、施設の老朽化に伴い、現在の四季が丘の施設に移転しました。
令和2年(2020年)4月より社会福祉法人恭和会が指定管理者として受託運営をおこないます。

施設の概要

敷地面積は、7,914平方メートルの広さを有し、建物は、ユニーバーサルデザインを採用した建築面積2,941平方メートルの鉄骨造・鋼板葺・平屋建です。
施設における生活の構成は、快適で安全な居住環境と個人のライフスタイルを尊重する場としてのプライベートゾーン。居室と一体的に配置したユニット内の共同生活と交流の場のセミプライベートゾーン。ユニットの単位を超えた入園者同士、施設スタッフとの交流の場のセミパブリックゾーン。地域で暮らしていることを実感し多目的に交流を深める場としてのパブリックゾーンの生活スペースを設けています。

定員 49名

居室は、平均床面積20㎡でベッド・トイレ・洗面台・収納棚を備えた全室個室となっています。

ユニット 5ユニット

「すみれ」、「あじさい」、「ひまわり」、「こすもす」、「さくら」と四季の花の名が付けられた各ユニットには、共同生活室・浴室・洗濯室・湯沸室があります。

その他

食堂を兼ねた多目的交流ホールのほか、医務室、静養室、面談室、会議室、厨房、事務室などがあります。

入所の手続き

満65歳以上の方で、環境上及び経済上の理由により、居宅において養護を受けることが困難な方が入所します。井原市内はもちろんのこと、市外からでも入所できますが、申込の相談窓口は、お住まいの市町村の社会福祉事務所又は高齢者福祉担当課が行っており、偕楽園へ直接申し込むことはできません。
入所は、社会福祉事務所等の入所依頼を受けて施設の受託により決定します。

入所までの流れ


①② 入所希望者から入所申出を受けた市町村は、必要な事項を調査し、入所措置の要否の判定のため入所判定委員会に判定を依頼します。
③ 入所判定委員会は、健康状態、日常生活動作の状況、精神の状況、家庭、住居の状況等総合的に判定を行い要否を判定し報告します。
④ 市町村は入所判定委員会の報告を受けて入所措置の要件を満たすと認められた者について、希望施設へ入所を依頼します。
⑤⑥⑦ 施設から入所の承諾を得た者について市町村が入所措置を決定し、施設へ入所となります。

偕楽園内

共同生活室

居室

交流ホール

偕楽園施設の概要

施設名井原市養護老人ホーム「偕楽園」
住 所井原市上出部町四季が丘20番地5 
(四季が丘団地内福祉ゾーン8号公園横)
TEL0866-62-3805
FAX0866-62-3995
敷 地7,914㎡
建築面積2,941.07㎡
構 造鉄骨造・鋼板葺・平屋建て
総事業費792百万円
着 工平成18年6月16日
竣 工平成19年3月20日
主な設備居住部分

居  室
共同生活室・キッチン
浴室・脱衣室・洗濯室
収納庫
多目的トイレ

その他部分

交流ホール(食堂)、交流広場、会議室、和室、霊安室
事務所、宿直室、医務室、静養室、面談室

厨房
検収室、下処理室、調理室、配膳室、洗浄室、食品倉庫
事務室、休憩室、トイレ
※汚染区域と非汚染区域を明確に区分した。

偕楽園周辺遠景(偕楽園完成当初)

案内図

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